富士山を走りたいなら、富士山スカイライン
富士山はライダーのツーリングスポットとして有名ですが、そんな富士山をひた走ることができるルートの一つが、富士山スカイラインです。
御殿場から富士宮市を通り、富士山の南斜面に通じるスカイラインとして人気が高く、山岳地帯を楽しみたいというライダーからも、高い人気を詰めています。
富士山らしいアップダウンの激しいルートはもちろん、自然の中を駆け巡る爽快感は、こちらの富士山スカイラインならではと言えるでしょう。
ルートは大きく分けて二つ、周遊区間と呼ばれる、富士宮市を東西に流れるルートと、登山区間と呼ばれる、富士山二合目から新五合目までを通るルートです。
同じ富士山スカイラインではありますが、周辺環境が全く異なりますので、自分好みのルートを選ぶと、より楽しむ事ができます。
ライダーから特に人気が高い野は、登山区間です。
富士山の森林の中を駆け抜ける事ができ、総延13㎞、終点の標高は何と2380メートルにも及ぶスポットで、森の中に入りたいという方には正にピッタリ。
まるで異世界に迷い込んでしまったかのような、不思議な感覚を楽しむことができます。
富士山スカイラインは、スカイラインと言われるだけあって、圧倒的な標高のおかげで、まるで空の上を走っているかのような感覚を楽しめるでしょう。
他地域のスカイラインに比べても、圧倒的な標高を誇っていますので、通常の山岳ワインディングと比べると、巣ケースが大きく感じます。
ただし、標高が上がる分、耳鳴りなどが起きる可能性もありますので、高低差が苦手という方は注意が必要です。
バイクでハイスピードで駆け抜けると、体が変化に適応せずに、何らかの体調不良が起きてしまうケースもあります。
シーズンやタイミングには注意
雲上の楽園と呼ばれるにふさわしい、美しい景色を堪能出来るのが、富士山スカイラインの特徴です。
ただし、シーズンによっては毎年マイカー規制や冬期通行止めが行われてしまいますので、ルートを通ることができないでしょう。
マイカー規制は7月中旬から9月中旬まで、冬期通行止めは11月下旬から4月の下旬までとなっていますので、毎年そのシーズンは、確認をしてから向かってください。
更に、山の天気や気温は変わりやすいのも特徴です。
基本的には夏場でも寒いので、半袖で向うと風邪をひいてしまう可能性があります。
有る程度温かい服装をして向かって、いざという時に脱ぎ着できるような装備を整えて生きましょう。
ゴールが雲を抜けても、スタート地点、下界では雨などが突然降ってくる事も有りますので、レインウエアなどの、雨用の装備も持参の上、万全な状態で向う事が大切です。