排気音の好み

バイクのカスタムを検討する際にまずはマフラー交換をするという方はたくさんいます。
マフラーというのは排気音に関わる部分であり、ノーマルな排気音には耐えられないというマニアックな方もいるのです。
雑誌で特集される際にも必ずマフラー交換について書かれた記事は存在しており、とても重要なものとなっています。

マフラーアップをすることによって、パワーアップを果たすことができるため、より快適な走りを実現できます。
エンジンの性格まで変わることがあり、マフラーを変えるだけで自分がこれまで乗っていたバイクが大きく変化するのです。
ただし、きちんとマフラーを選んでそれぞれのエンジンに適したものを選ばないと、逆にパワーダウンしてしまうこともあります。

マフラーを変えることによって、分かりやすく変化する部分は排気音です。
排気音の好みは人それぞれ異なるのですが、自分の好きな音を響かせることができれば、かなりの快感を得ることができるでしょう。
湿った音が好きな人もいれば、乾いた音が好きな人もいるため、ここはそれぞれの好みで選ぶ部分となります。

マフラーを交換することによって、当然見た目も変化して、ドレスアップの効果を期待できます。
ただし、マフラーはオイル交換をするたび、その都度はずす必要があるため、よく確認しておきましょう。
また、マフラー交換をすることによって、バイクの軽量化を図ることもできます。

マフラー交換のポイント

上記のようにマフラーを交換することによって得られるメリットはたくさんあるのです。
ノーマルのマフラーにはないさまざまな特徴を有しているため、ぜひともマフラー交換をしましょう。
マフラーにはいろいろな素材が使われているため、それぞれの特徴を紹介しましょう。

まず、最も一般的に用いられているのがステンレスであり、こちらは錆びにくく軽量に仕上げられるというメリットがあります。
マフラーの素材としては比較的安価なため、安い費用でマフラー交換を実現できるでしょう。
ただし、カーボンやチタンと比較すると重たく、熱によって色が変化するという欠点があります。

スチールとはいわゆる鉄のことであり、昔からマフラーに使われる素材として多用されています。
加工することが簡単なためデザイン性に優れており、安価な点が特徴的です。
ただし、他の素材よりもかなり重くなっており、きちんと加工しておかないと錆びやすいです。

独特の風合いがあり、軽くて強度のある素材としてカーボンは注目されています。
耐摩耗性や耐熱性に優れていて、カーボン繊維による模様はドレスアップにぴったりです。
ただし、加工をするためには手間がかかってしまい、割れてしまうことがあります。

高性能なバイクによく用いられることの多い素材がチタンであり、サビに強くて、軽くて、強度もあります。
ただし、加工をすることは難しく、コストはかなりかかってしまいます。