カスタムバイクで捕まる事はあるのでしょうか?

決まりがある

バイクは国によってさまざまな基準が決められているため、それをきちんと守っていないバイクは違法なものとして扱われてしまいます。
たとえば、ウインカーの色は厳密に定められており、前面については黄色や橙色、白色、そして後面は赤色か橙色、黄色でなければいけません。
側面については黄色か橙色でなければいけないという規定があり、これらは国産車でも輸入車でも適用されます。

ウインカーのレンズについてはどのような色であってもいいのですが、実際にライトを点灯したときには指定された色で光らないといけません。
ミラーについては法的には右側についていれば大丈夫なのですが、車検のあるバイクについては左右両方にミラーがないと通らないでしょう。
安全性について考えれば、ミラーは左右の両方にきちんとつけている方が安全でしょう。

マフラーについては音量規制がされており、94デシベル以下となっていなければなりません。
電車のガード下が100デシベルとなっているため、割りと大きな音量までが許容されているといえます。
また、マフラーには必ずインナーバッフルを装着している必要があり、これがないと94デシベル以下にすることはできないでしょう。
このようにバイクにはさまざまな決まりが存在しているため、それらをきちんと守りましょう。

カスタムバイクで違反しないために

カスタムバイクについては違反しないためにいくつか注意点があるためそれをまとめました。
まず、ヘッドライトは光量が基準値に達していなければ違法であり、小径のものも認められません。
リフレクターを装着していないバイクは違法改造となるためはずす必要があります。

インジケータランプがついていなかったり、リジットサスを装着しているバイクは違法です。
テールランプやウィンカーは一定の面積に達していないと保安基準に適さないため違法となります。
ハンドルについては基本的に変更をするのは自由なのですが、車検証では高さと幅を決める際にハンドル部を基準とすることが多いため、これがその車種の基準の範囲内である必要があります。

ハンドルについてはまず実用性がきちんとあることが求められ、確実に容易に操作できることが大事です。
チェーンカバーについては必ずしも必要なわけではないため、あまり気にしなくて良いでしょう。
それ以外の部分についても細かい点がいろいろと決められているため、カスタムする際には必ずチェックしましょう。
バイクをカスタムして楽しみたい方は、法律をきちんと守ることを最優先させるべきです。