HIDとLED

車のランプや見通しの悪い道や夜に走行する上では欠かすことができません。
少ない消費電力で尚且つ明るさを求めるのであれば、HIDとLEDの2つの選択肢が浮かびます。
明るいランプというのは、夜道でも視界がはっきりとしやすいことで事故を起こしてくれる原因を防いでくれる大きな役割があります。

しかしHIDとLEDを比較してみると、持っている特徴にも違いがあるため好みが出てきてしまうのも仕方のないことです。
快適に運転をするためにもランプに関しては自分の好みでちゃんと選んで取り付けておくと良いでしょう。

LEDのメリット

LEDのメリットと言えば、まず最初に出てくるのが寿命の長さです。
大体LEDは40,000～50,000時間が寿命と言われており、一度交換すればかなり長持ちするというのが強みです。
頻繁に交換をする必要がないというのは嬉しいポイントです。

そしてもう1つの強みがランプの起動速度の速さです。
LEDの場合はランプを付ければ瞬間でマックス点灯状態になるので、パッシングをしやすいというのもメリットでしょう。

またLEDの場合は基本的に構成要素が少ないランプなので、ハロゲン球と同じくらい簡単に交換することができます。
今までハロゲン球だった人は、LEDの方が交換をしやすいと感じることが多いでしょう。

HIDのメリット

HIDのメリットを挙げると、特筆すべきは明るさです。
HIDは明るさがしっかりとしていて、LEDよりも明るいランプが良いのであればHIDを選ぶのをおすすめします。

そしてランプの色の多さが豊富なのもHIDの魅力の1つです。
LEDの場合、ランプの色は3種類なのですがHIDの場合は色がそれ以上に豊富です。
自然光に近い色味からブルーっぽいランプまで色が豊富なので、ランプの色にもこだわりたい場合はHIDの方が自分好みの色を見つけやすいでしょう。

明るさと色が魅力だけど…

HIDは明るさが強く、好みの色のランプを選べるというメリットがあるものの、寿命やマックス点灯の速度、交換のしやすさなどと比較してみるとLEDに利があるように思えます。
HIDの場合は構成要素が多いという特徴もあるため、交換するとなった場合時間がLEDよりかかることや知識が必要となることは理解しておきましょう。

LEDとHIDを比較すると、どちらかというとデメリットが目立つのはHIDの方でLEDがトータル的にバランスが良いように見えます。
HIDが劣っているというわけではないので自分の好みで選ぶのがベストです。

ただ車のランプ自体はそう頻繁にころころ変えるものでもないので、自分が快適に運転をできる環境を作り出してくれるランプを選ぶということが特に大切になってきます。
HIDとLEDの自分が好きな方を選んでより快適に運転をすることが出来る環境を自分で整えていきましょう。