バイクの不具合はとても気になるもの
バイクを運転していると、その歴が長くなるほどバイクの細かな変化に気付きやすくなります。
音を聞いても他の人には大きな違いは感じなくても、自分には感じる小さな異変というものがあるのです。
乗り心地も同じで、普通に走っていても何か違和感があるということは出てくることがあります。
このような不具合や異変というのは、大げさに考えずその都度メンテナンスをして確認をすることが重要です。
やはり、自分自身がバイクに乗っている時間が長くそのバイクのことを一番理解している人間ですから、自分が感じる異変があれば多くの場合には何か不具合があることが多くあります。
不具合を感じたら、一通り動かして確認するのですが、エアフィルターについては必ずチェックしてみましょう。
フィルターを交換していない期間が長くなるとフィルターに不具合がおきていることがあるのです。
そこで、ここではバイクのエアフィルターの仕組みとメリットとデメリットを紹介して行きます。
バイクのエアフィルターとは
エアフィルターというのはバイク屋によっては定期的な交換を声かけてもらえたり、カスタムで交換をしたりということがある部分です。
しかし、あまりその必要性や重要性が理解されておらず、エアフィルターについての知識は乏しい人が多くいます。
エアフィルターを運転中に意識するという場面もほとんどありません。
そのため、汚れていても気づかないことが多いです。
しかし、交換をすればエアフィルターの働きやその効果を実感することができます。
エアフィルターは名前の通りエンジンに空気を送り込むフィルターです。
このフィルターを通して空気を綺麗にして送り込むことができます。
人間に置き換えると鼻の穴がエアフィルターにあたります。
人間は体内に綺麗な空気を取り込むために鼻の穴にはフィルターとなる鼻毛があります。
これと同じように、エアフィルターを通ることで空気中の汚れがフィルターにとどまって中に綺麗な空気を入れることができるのです。
エアフィルター交換のメリットとデメリット
エアフィルターを交換する最大のメリットはエンジンに綺麗な空気を送り込める点です。
また、フィルターが汚れで詰まっていれば取り込める空気が減ってしまいます。
フィルターを綺麗にすることで、エンジンに必要な空気がしっかり送れるようになるのです。
そして、フィルターが綺麗になればエンジンに十分きれいな空気が送れるのでエンジントラブルを防ぐことができます。
エンジンに汚い空気が入ることで、エンジン内を傷つけることも防げます。
エアフィルターの交換も決してむずかしいものではないです。
プロに依頼しても交換費用はさほどかかりません。
長く走行してフィルターが汚れたと感じてきたら、ぜひ早めに新しいものに交換をしてエンジントラブルを防ぐようにしましょう。