ウインドスクリーンにはどんな効果がある？

バイク走行中には、ライダーの顔や体に風雨が直撃します。
ヘルメットをかぶっていても風圧を体で感じるため、運転しづらいと感じるでしょう。
そんな時に便利なのが、ウインドスクリーンです。
ウインドスクリーンはバイクの左右についているミラー部分に取り付けて、風を防ぐことができる便利なアイテムです。

ウインドスクリーンの効果は、なんといっても風圧を軽減できるというものです。
風圧を体の代わりにウインドスクリーンが受けてくれるため、疲労度合いが軽減できます。
特にツーリングのように長時間走行する際には、ウインドスクリーンの有無によって疲れ方が大きく変わります。

雨による負担も、ウインドスクリーンがあれば軽減できます。
バイクで走行していると、上から降っているはずの雨でも前方から水が降ってくるという感覚になります。
風と同じように雨をウインドスクリーンが受けてくれることで、体が受ける負担を軽減できるほか、視界の確保や雨が服の内側に入り込んでしまうトラブルを防ぐことにもつながります。

ウインドスクリーンの効果は、他にもあります。
バイクで走行中には、前方から小石や虫などの飛来物が飛んでくることがあるものです。
ライダーに直接あたると危険ですし、フルフェイスのヘルメットを使用していても視界が悪くなってしまうこともあるでしょう。
しかしウインドスクリーンがあれば、こうした飛来物からライダーをしっかり守ることができます。
安全性の面でも、ウインドスクリーンはおすすめなのです。

ウインドスクリーンの取り付け手順

ウインドスクリーンの取り付けは、基本的にはDIYでできます。
多くのウインドスクリーンは、左右についているミラーを外したうえでミラーのネジ部分にウインドスクリーンを挟み込むという仕組みになっています。
サイズさえ間違わなければ簡単に取り付けることができますし、失敗するリスクも低いでしょう。

ウインドスクリーンを取り付ける際には、まずウインドスクリーンのパーツをある程度組み立て、ナットを仮止めした状態にしてからバイクへ取り付けるようにするのがおすすめです。
バックミラー部分にナットで止めてからウインドスクリーンのパーツを組み立てることもできますが、意外と大変です。
あらかじめウインドスクリーンを組み立て、最終的にバイクに取り付けたほうが簡単ですし時短にもつながります。

また、バイクの機種によっては、市販のウインドスクリーンをそのまま取り付けられないことがあります。
ウインドスクリーンをカットしなければいけなかったり、ジョイントが必要となることもあるでしょう。
その場合DIYでの取り付けはハードルが高くなってしまうため、バイクショップへ持ち込んでつけてもらうという方法がおすすめです。