リアフェンダーは重要？

バイクにはリアフェンダーというパーツがついています。
実際バイクに乗っている時にリアフェンダーに意識を向けている人はそこまで多くないでしょう。
最近ではリアフェンダーをカスタムして無くしてしまう人も居るのですが、リアフェンダーにはきちんとした役割があります。

後輪の上の方についているリアフェンダーは、走行している時に泥や雨水などを巻き上げないようにするという効果があるほか、異物がタイヤへと巻き込まれるのを防いでくれる役割も持っています。
普段意識していない部分なだけに、見た目だけのパーツだと思ってしまっている方も居るかもしれません。

また、バイクの種類によってはリアフェンダーを軸として使用してナンバープレートやウィンカーなどを取り付けている場合もあります。

リアフェンダーレス化のメリット

リアフェンダーをカスタムしてレス化している人が増えていますが、リアフェンダーをレス化することによって感じられるメリットとしては大きく分けて2つあります。
1つ目がフェンダーレスにすることによってバイクがスリムな印象になるためデザイン性が良くなるという点です。

バイクが好きな人の中には、バイクの見た目にこだわっている人も多いでしょう。
そのため自分の理想的なデザインのバイクを求めるのであればそれもフェンダーレス化のメリットになるでしょう。

そしてもう1つが車両重量を減らせるという点です。
車両重量にこだわりを持っている人も居るので、少しでも車両重量を減らしたい時には良いかもしれません。

リアフェンダーレス化のデメリット

メリットがあればデメリットもあります。
やはり大きなデメリットといえば、フェンダーレス化にすることで、泥や泥水を巻き上げないようにしてくれるものがないので、泥や泥水が跳ね上がりやすくなってしまいます。

さらに、泥や泥水が巻き上がることによって車体についてしまうので、車体への汚れが前よりも付くように感じるという人も中には居るかもしれません。
そしてとても困るデメリットが取り外し方次第で車検が通らないこともあるという点です。

車検に通らないとバイクに乗ることが出来なくなってしまうので大きな問題です。
取り外し方に気を付けないといけないのでレス化する際には注意が必要です。

困ることも多いので注意

フェンダーレス化は見た目が良くなることもありますが、取ってしまうことで困ってしまうこともあるので、取ることが必ずしも良いことというわけではありません。
そのためフェンダーレス化のカスタムをしたいと思った時にはデメリットも理解した上でしなければいけません。

快適なバイクライフをエンジョイするためにも、フェンダーレス化に関してはきちんと考えてカスタムするように意識しましょう。