冬のバイクメンテの方法が知りたい

冬のバイクメンテはとても大切

ライダーにとって、絶好の季節とは言えないのが冬ですよね。
雪が降り路面状態が悪くなったり、冷えた空気が顔に当たって痛い!など、ライターによっては全くバイクを走らせないという方もいます。
また、寒さに負けないで一年を通してバイクに乗るという方もいるでしょう。
どちらにしても、冬の間乗らないで保管するという場合と冬でもバイクを乗るという場合とで、冬にはそれぞれのスタイルに合わせたメンテナンス方法が必要になります。

冬のバイクメンテはどうしてそれほど大切なのでしょうか?
まず、第一に挙げられる理由ですが、冬の間乗らないでバイクを保管する場合オイル系のものが劣化してしまうためです。
気温が下がることによりバッテリーの放電が悪化したり、金属類が錆びることもトラブルの原因となるでしょう。
バイクの劣化を最小限に抑えるために、長期保管の際にも定期的なメンテナンスが大切です。

冬にバイクを乗る方の場合、気温が下がることで起こるバイクの不調やトラブルを抑えるため、冬に合わせたメンテナンスが必要になります。
バッテリーが弱ったりタイヤが滑りやすくなる可能性があるため、安全なライディングのためにメンテナンスが欠かせません。

冬でもバイクを走らせる人のメンテナンス方法とは

寒くてもバイクを走らせたい!また、通勤や通学にバイクが必要という方は、主にチェックしておきたいポイントが5つあります。

まずはバッテリーです。
バッテリーケースの液量が少なくなっている場合は、UPPERとLOWERの間に来るように補充液を追加することが大切です。
このタイミングでバッテリーを充電しておくと、さらなる安全性が確保できます。

また、路面が凍ったり温度が低くなってしまうため、タイヤのスリップが起こりやすいのが冬の特徴です。
溝が少なくなっているタイヤは滑りやすくなっているため危険です。
冬になる前に、グリップのよく効いたタイヤに交換することがおすすめです。

また、気温が下がることに伴い空気圧の差が生まれてしまうため、空気圧のチェックもおこないましょう。
タイヤとバッテリーに加えて、粘度が変化するオイルや凍結防止の塩化カルシウム剤に伴うサビ対策、キャブレターの調整など、その他にもチェックしておきたいポイントがたくさんあります。

冬にバイクを走らせない人の保管方法のポイント

冬にはバイクを冬眠させるという方は、どのようなメンテナンスを行えば良いのでしょうか?
まず、自然に放電してしまうバッテリーは外しておきましょう。
放電すると、バッテリーに大きなダメージを与えてしまうからです。
温度変化が少ない室内で保管することで、バッテリーへのダメージを減らすことができるでしょう。

また、結露対策のためにガソリンは満タンにしておきます。
そして少し高めの空気圧になるよう、タイヤの空気圧を調整しタイヤの変形を防ぎます。
バイク全体のダメージを避けるためにバイクカバーを被せれば、冬眠への準備は完了です。