種類によって異なる
バイクのブレーキは大きく分けてドラムブレーキとディスクブレーキという二つの種類があります。
ブレーキが壊れてしまうと減速することができなくなるため、非常に危険な状態となります。
そのため、ブレーキは常にメンテナンスをしておく必要があり、カスタムする際にも注意が必要な部分なのです。
ドラムブレーキとはホイールやタイヤと一緒に回転している部分であり、ブレーキレバーを握るとドラムの回転をとめてブレーキをかけることができるのです。
このような構造となっているため、ディスクブレーキよりもドラムブレーキの方が制動力は優れています。
ただし、ドラムブレーキは密閉性の高い構造となっているため、熱を持ちやすくなっており、多用してしまうとしだいにブレーキの効き目が甘くなります。
また、ダストがたまりやすくなっているため、これによってブレーキの効きが悪くなることがあるため、こまめに掃除をしましょう。
雨に弱いという欠点もあり、コントール性が悪い傾向があります。
ディスクブレーキは外側から挟み込むようにして制動力を与える仕組みとなっています。
効き目がドラムブレーキよりも多少弱いのですが、熱に強くて、ダストも溜まりにくいという特徴があります。
コントロール性が良くて、雨にも強くて、見た目もかっこ良いというメリットがあるため、ディスクブレーキは人気があります。
ブレーキのカスタム
ブレーキのカスタム方法はいろいろあり、パッドやフルード、マスター、キャリパーの交換をしたり、ブレーキホースをメッシュホースに変えるといった方法があります。
ブレーキホースというのはフルードが入っているものであり、メッシュホースにはアルミメッシュホースとステンレスメッシュホースの2種類があります。
ステンレスの方が高価なのですが錆びないのが特徴となっています。
ブレーキパッドにはオーガニック系とシンタード系の二種類があり、それぞれ特徴が違います。
オーガニックは鳴きにくくて、コストを抑えることができて、ディスクに優しいです。
シンタードは効きが強くて、熱にも強くて、雨にも強いという特徴があります。
フルードは時間が経過していくとどんどん劣化していくため定期的に交換するべきです。
フルードの劣化によってタッチが悪くなるため、危険な状態となります。
とにかくブレーキのカスタムによって印象を変えたいなら、ホースとパッドを交換すると良いでしょう。
ブレーキというのはいろいろな部品によって構成されているため、細かいパーツの組み合わせによって、かなり感じの異なったブレーキになります。
ブレーキの仕組みやパーツについてよく理解して、自分なりにカスタムしていきましょう。