ウインカーをカスタマイズすることで向上する点
バイクの方向指示器は通行中多くの人の目にとまるところなので、自分のお気に入りのカスタマイズをしたくなるところでしょう。
しかしまず知っておいてもらいたいのが、バイクのウインカーには明確な保安基準が定められていることからカスタマイズをしてその基準から外れてしまうと整備不良車・違法改造車として取締を受けてしまうことになるということです。
ウインカーのカスタマイズを紹介する前に軽く保安基準を説明をしておくと、「道路運送車両の保安基準」の第41条で橙色であり点滅回数が毎分60回以上120回以下であるというふうに定められています。
さらに第34条にはウインカーのポジションとして左右対称でフロント30cm以上、リア15cm以上にすることとなっています。
それと100mの距離から昼間点灯していて可視できるものとしてかなり細かく規定がありますので、あまり不用意に見た目重視でいじらない方がよいパーツと言えます。
それを踏まえた上でウインカーのカスタマイズ方法としては、新たにウインカーを取り付けるという方法と、既にあるウインカーにスモークなどを貼り付けるという方法とがあります。
目立つウインカーにすることでかなり外観が変わり目立たせることができるようになるので、電装系でこったカスタマイズをしたいという人は保安基準を気にしつつどんどんチャレンジしていってもらいたいです。
ウインカーカスタムの一般的な方法
バイク用ウインカーとして販売されているものは専門店を中心にかなりたくさんの種類があります。
ここ近年人気があるのがLED化ができるタイプで、細身ながら発光色がよく、半永久的に交換をする必要なく使用ができるということでカスタマイズしたがる人も多いようです。
またウインカーカスタマイズで多い「スモーク」のレンズカラーを使うこともあり、すっきりとしたスタイリッシュな見た目にすることができます。
スモークカラーのレンズは光がついていないと目立たないのですが、きちんと内部のレンズカットからきれいに見えるようになっています。
ウインカー全体を交換しなくてもスモークのシールを貼ることで簡単に今のバイクをカスタマイズできたりします。
ウインカーを交換する時のポイント
ウインカー部分をまるごと交換する場合には、バッテリーからつながる電装部分をきちんと配線する必要があります。
バイクの電装部分でテール部分につながっていくコートは、テールランプ(ブレーキランプ)
とアクセサリー電源とがありますので、間違いがないように配線を外してウインカーにつなげていきましょう。
ウインカーは安いものなら左右1つずつのセットで2000円程度から購入をすることができます。
取替をしたウインカーは後に売却する可能性を考え、大切に保管しておくことをおすすめします。