四国2大岬の一つ、室戸岬
高知県に位置する、四国2大岬の一つとして人気があるのが、室戸岬の室戸スカイラインです。
太平洋に伸びるダイナミックな海景色が美しく、自然を一心に感じられるスポットとして、非常に人気があります。
室戸岬には、亜熱帯性の植物が生い茂り、南国のような雰囲気を持っている点も特徴です。
同じ日本とは思えないような雰囲気ができる理由は、台風の上陸地、台風銀座と呼ばれる事が、大きな理由と言えるでしょう。
更にこちらの室戸スカイラインは、空中に飛び出すかのように空へ向っている、正に天空の通り道として知られています。
まるで空を走っているかのような、周囲に何もない環境が反対にすがすがしく、周りに邪魔をする建物も無く、高知市まで遠望できる作りです。
日本100名道としても選定されており、四国に来たら絶対に立ち寄りたい場所として、観光客から人気を集めて居ます。
全長はおよそ9キロメートル、ワインディングと景色を同時に楽しめるルートとして、非常に人気が高いでしょう。
室戸スカイラインを攻める際には、必ず東側から向うことがおすすめです。
太平洋に向って走るルートで、その美しさが何十倍にもなって楽しむことができますので、多少遠回りをしても、東側からスタートするようにしましょう。
スカイラインを走った後に室戸岬へゴー
順序としては、スカイラインを走った後に室戸岬を堪能出来るようなツーリングコースにすると、その爽快さが倍増します。
ひとしきりスカイラインを走った後、ゴールとして室戸岬を設定することで、その荒々しい海岸風景を、より一層楽しむことができるのです。
まるで映画のような荒波、水しぶきを感じる事ができるスポットで、不規則に訪れるその荒々しい波に、心躍る方も多くいます。
ただし、力強さもその時々によって異なり、突然全身を飲み込むほどの大きな波となる事もありますので、注意が必要です。
また、昭和8年に建設をされた石造りアーチ橋、法恩寺跨線橋や、非常に珍しい、国内最大級の無筋コンクリート重複式二連アーチ橋、二股橋も見所として知られています。
二股橋は昭和15年建設ですので、いずれの橋も、非常に歴史のある橋として人気です。
いずれも安全やマナーには気をつけて、周囲の状況をよく見ながら訪れるようにしましょう。
特に法恩寺跨線橋は、周囲が生活道路、住宅地となりますので、見に行く時間帯や、騒がないように注意をする必要があります。
このように、各種歴史のある観光スポットを巡れるのも、室戸スカイラインの特徴です。
訪れる際には是非ともカメラやケータイで写真を撮ると、後からその美しい景色を思い出して、楽しむことができるでしょう。