群馬ツーリングスポット「嬬恋パノラマライン」

群馬有数のツーリングスポット、嬬恋パノラマライン

群馬県と言うと、山々が連なり、ツーリングスポットが多いイメージが有るかと思いますが、その中でも特に人気が高いのが、嬬恋パノラマラインです。
総延35㎞前後に及び、浅間山を長めながらひた走ることができるこちらのスポットは、数ある群馬ツーリングスポットでも、ライダー達から特に人気があります。

信号がありませんので、一気に駆け抜けるという方もいれば、景色を楽しみながらゆったりのんびりと走るという方まで、様々なライダーが居る事が特徴です。
観光道路では無いため、観光用の大型バスなども皆無で、自分のペースで颯爽と走ることができるのも魅力になります。

その反面、観光道路では無いだけ有って、マップで見つけにくいのが難点です。
しっかりとWEBマップなどで拡大してみれば見つける事はでき、案内看板も設置をされていますが、道になれていないという方ですと、迷ってしまう可能性もあります。
こまめにマップを確認しながら、道を間違えないように突入しましょう。

北ルートと南ルートに分かれる

嬬恋パノラマラインはあくまで農道ですので、これと言った入り口があるわけではなく、好みのルートで走る事ができます。
耕作地域を縫うように作られている線形のルートで、北ルートと、南ルートに分かれている点が特徴です。

北ルートの特徴は、ゆるやかな丘陸地帯を拝む、ワインディングロードが挙げられます。
ゆったりのんびりと、キャベツ畑や浅間山を遠望しながら走るツーリングは、日頃の喧噪に疲れたからの癒やしスポットとして人気です。

こちらのルートは道幅も非常に広いため、すれ違いの際も楽々ですが、そもそも交通量が少ないため、基本的には誰もいない環境でひた走ることができます。
ライダー達からも、非常に人気がある場所といえるでしょう。
ただし、満座ハイウェーには繋がっていませんので、ルート選びをする際には、注意が必要です。

反対に南ルートは、ルートとしてはあまり長くありませんが山岳地帯を中心に、コーナリングやアップダウンがあるため、走りを重視したいライダーに好まれています。
丘陸の間から眺める景色も非常にライダーらしく、アトラクションに乗って居る感覚で楽しむことができるでしょう。

南ルートの場合は、鬼押しハイウェーなどにアクセスができますので、各種方面へ向う際に便利です。
パノラマラインを中継地点として、各種スポットを巡る予定があるという方は、アクセス面を考えると、断然南ルートがおすすめになります。

このように、同じパノラマラインでも、北か南か、選ぶルートによってまったく異なりますので、どんなことを求めるかによって、ツーリングルートを変えましょう。