北海道ツーリングスポット「オホーツクライン」

オホーツクラインで北海道を満喫

日本最北の街として知られる稚内市から、日本最北端の宗谷岬を通って、とにかく北へ北へと向うラインが、オホーツクラインです。
北海道の中でも非常に長いラインとして知られていますが、その長さは319キロメートルにも及ぶと言われています。

オホーツクラインは、オホーツク海を長めながら爽快な気分でツーリングできるスポットとして、多くのライダーから人気のあるラインです。
観光客からは日本最北端の国道として、地元住民からは主要道路の一つとして、多くの方が利用するラインと言われています。

主要国道のため交通量が非常に多いですが、市街地以外では信号が無いため、ノンストップで快適に走れる部分も、ライダー心をくすぐるポイントです。
美しい自然を眺めながら、颯爽とバイクで駆け抜ける事が出来るでしょう。

真っ直ぐでも飽きさせないコースが特徴

オホーツクラインは、とにかくゆったりのんびりと、基本的には真っ直ぐ走れる点が特徴です。
良くある急カーブなども一切ありませんので、初心者ライダーでも安心して巡れるスポットになります。

ですが、ただただ真っ直ぐでも飽きさせないのは、ちょっとしたポイントがあるからです。
例えば、アップダウンやワインディングが緩やかに付いている道や、進む度にどんどん変わって行く景色、北海道らしい自然満載のロケーション、全てにおいて魅力と言えます。

特に美しいのが、国道沿いにひっそりと佇むクッチャロ湖。
キャンプ場併設の湖ですので、シーズンによっては宿泊することも可能です。
こちらのクッチャロ湖では、毎年二万羽にも上るコハクチョウが、中継地として訪れる事でも知られています。

また、ひたすらまっすぐ、地平線の彼方まで見渡せるスポットとして、猿払村道エサヌカ線も人気の場所です。
こちらは、空と地面の境目がわからなくなってしまうほどのルートで、そのまっすぐな景色が魅力として、多くのライダーが訪れます。
冬シーズンは通交止めとなってしまいますので、訪れる際には注意が必要です。

このように、ゆったりのんびりと堪能出来るのが、オホーツクラインの特徴です。
交通量が多くとも、道幅が基本的にどこも広いため、あまり混雑差は気になりません。
穴場ルートも多く、ちょっとした裏道などを使うと、更にスムーズにツーリングをすることが出来ます。

オホーツクラインは、オホーツク海を眺めながら走る事ができる分、急な冷え込みが起きる事も少なくないため、注意が必要です。
急な冷え込みが来ても大丈夫なように、シーズンに関係なく、手袋や上着、マフラーなどの防寒具一式は有る程度持参をして起き、必要が有れば着用するようにして下さい。